ワクワク狂想、酔いの果て今、朝七時
おいそれと何、って言う、何を言えぬこちらは始発電車のゴトンガタンと轍の残尿を嗅いで息づく三蔵法師グッバイ
沖縄のリトアニアの怪人マンタスに元気をもらって、ただとにかく楽しみましょう、日々を難なくクリアしましょうと、気勢を上げて吸うタバコは血中に染み渡りますね。
酔いは昨晩からのビールと日本酒、来週末はまた酔いの旅と七日前から意気込む酒は、最高だ、最高。不調の仲間は夢うつつにGoodtripを願うに違いないと朝焼けに俺もまた願い候、の、早漏。
要するに、要は、ああでこうで、そうでこうで。「要は」で略すなと左のコメカミに突き上げる葛藤は大した傷ではなく、もっともっと望む、略した死の際なのが生きる性、本能の求める、絶対に今はただ傷つくだけのたわいも無い過ぎていく時間という通念にもがく朝方ですが、私は日本語話者、躊躇うことなく吸い続けるタバコは結核の果てにおさらばした過去の人たちを彷彿とさせる、尋常ならざる今のご時世に、喝だ、喝、未来は心許ない路銀に惑わされている我々人間が、戯言吐いてそうだ、絶望を噛み締めて、楽しみましょうってことなんですよね。
ある人は金。
ある人も金。
舐め腐った根性を叩き直して、当然金を追うべし、と息巻くも、時の流れに身を任せて商い繁盛。
実際なにも起きてはいないようで、起きているこの世界に足りないのは、絶対的な革新。言葉は軽く、想いは強い。我々はただクソ漏らして辱めを受けた気になっている所詮は人間ということで、やはり大した話ではないのです。
時に道の真ん中でワインボトルをラッパ飲みしながら出会ったという兄貴の隣人のメガネの奥は笑ってないけど、漲る身体にただただ眩しい生を見たのはわずか4、5年前なのだから不思議だけど、走馬灯はまだ早いと自分を寝かしつけましょうね。
「弔いはあっという間、酔いの無常は情け容赦なくあっちこっちへ彷徨うララバイ。」
Music : 無音のbeats
Location : 東京、世田谷