雑記トト

be here now.

満月の夜に

善き人々で賑わう村のグルーヴを永遠はなくとも延々に

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満月の夜に観た「天空の城ラピュタ」、子ども達がいつか大人になって同じセッティングに出くわした時に五感が震えるでしょう。

そんな夜を過ごしてしまうとこの村の更なる発展を見たい。地に根付いた人達と、外の世界から来た人達が共に時間を分かち合って進んでいくハブな村の火を絶やぬ努力をしましょうね。

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人は月からの影響を避けきれない、あらゆる星達の影響力も実は大きい。

目に見えぬ素粒子達がこの地球、勿論人々にも影響を与えていて、それをどんな優れた人、学者も、占星術師も、宗教家も、政治家も、アーティストも、解明しきれず、未来を読みきれはしないけれど、互いに壁を作らずに協力しあってより良い世界を築いていける可能性は捨てきれないのだから、「過去は、歴史は繰り返す」「結局円に収束する」とかって悲観せず「人の、文明の力」を信じましょう。

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名護、東の海は太平洋、西の海は東シナ海に面していて、真ん中には緩やかな山々があって自然は最高です、最高です、最高です。

 

東の海は人が少なく浜を独り占め、西の海は美しい珊瑚の海。写真を見ずに来たら感動は百倍。

 

本州をギュッと縮小したような地形は冒険にはもってこいだから「名護いいとこ一度はおいで」と一ヶ月もいない私ですが言いつづけます。名護にいれば人は自然に濾過されるかのように浄化されるし、勘ぐりも良い方向へと冴え渡ることうけあいなので、さっさと来てください。

 

ワカゲノイタリ村もこれから良い方向へと発展していきます。

 

もう一度

 

「善き人々で賑わう村のグルーヴを永遠はなくとも延々に」

 

Music : OPAL BICEP

Location : OKINAWA NAGO

星を追いかけ、足るを知りに来ました

沖縄は名護市ワカゲノイタリ村へと辿り着いた最たる理由はやはり星のせいなのです

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那覇からドミトリーの仲間とキャンプへと出かけた週末なだけなはずが、当面の居場所を見つけてしまうなんて不思議な人生の流れに星をさらに深く意識せざるを得ない訳で、何故そうなったかという理由を迷いなく星に答えを見いだせることに、自分は占い師として成熟してきたと妙な達成感を覚えていながらも、調子に乗らないようにとすぐに誡めましょうね。

 

「もっと素直に喜べばいいのに…」

 

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自分も他者にも完全に尊敬することのできる今が最高に調和のとれた時期ですが、僕はわざわざ日記を書いています。

この作業すらもなければ仙人に近づけるのに、まだまだ修行が足りません。

 

この村で出会ったキキと暗い道を散歩して一番近くて遠いコンビニへとポーラベアを買いに行く時に歩く道は「ここはどこだったっけ?」と少し進むたびに再認識を迫られる小旅行で、これから始まる生活と目標を再認識して柔らかい責任感が芽生えたのでした。だけど遠さに気付いた時もちろん途中で引き返すタフでない自分も可愛いのです。

 

数冊の本をそれぞれ少しづつ読む時間も気分良くて、この状態が何のご褒美なのかとか、過去に置き去りにしている業を回収する作業にも身に入るのだからここ沖縄は不思議な土地です。

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神々の集う場所には心引き締める言葉がありました

 

諭吉先生の言葉だけでなく、久々に他人から聞く

 

「この肉体は借り物」

 

「時たま答えは中国からやってくることを認めること」

 

「真の意味での信仰の自由」

 

「闘うこと」

 

「世に出て、世に問うこと」

 

名護市にあるCafe「OKINAWAN」で久々に蠍座の女性と交流ができて心地の良い時間を過ごす代わりに、またナチュラルハイで眠らぬ脳を手に入れてしまったけど、無理は禁物であらゆるクオリティの低下さ免れないのでやはりちゃんと眠りましょう。

 

ちゃんと眠れていますか?

 

眠れない時は好きなことに没頭するか、部屋を掃除するか、眠たい本を読むか、あの人やあの人、あ、あの人にも電話しましょう。

 

「日々に感謝、感謝、感謝」

 

Music : 生活の柄  高田渡

Location : OKINAWA NAGO WAKAGENOITSRI

沖縄は那覇で中締めしましょうね〜

那覇を出れなくなってしまった。

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一日800円のドミトリーに泊まっていて、日雇いに出たり、路上で占いをしたり、頼まれごとをやる前にお金をもらったりしているのに何故かお金がなく目的の地である四川は成都に辿り着くための航空券も未だ手元には無い。もはや成都は住んでいる場所という感覚にすらなってきた。

路上とドミトリーで出会った男4人で部屋でも借りて「次の旅に備えようか」と握手したけれど段取りは悪く風邪気味の身体に鞭打ってヨレている。

 

東京で出会ったコザ出身の男たちにLINEで「あなたは素晴らしいところで産まれたのね」と大事な場所を思い返させる作業をすれば、自分含めて30歳前後の男は「帰る場所は自分で無くしている」ものなのだと気づく。

自分に厳しいのが美徳で合っているんですか?

 

「人に優しく、自分にも優しくいきましょうねえ」

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「沖縄マジック」という言葉はあまりも安っぽくて好きじゃない、だけどその通りで、日中でも夜でも人と人とのコミュニケーションが円滑で壁はなく見知らぬ人とも日本語で話し込めてしまう、外国とも違う不思議な感覚と日本語話者であってよかったと思ってしまう。

 

「沖縄の人?」

 

生来の濃い顔と、まばらな日焼けが沖縄の人と思わせるらしい。やはり暑い土地が合っている。

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流れ着いた先なのかもしれない、沖縄でやるべきことと、成すべきことが生まれたことにただただ感謝である、何故もっと早く…とは思わないが、もし今よりも後に来たとしたら?という妙な恐怖を感じる程にこの沖縄の地が眩しく美しく、優しく、今までの人生全てを肯定してくれる。

 

「何も間違ったことはなかった、僕らはまだ旅の途中」

 

Music : 透明人間 - 東京事変

Location : NAHA OKINAWA

旅行けば琉球の国に酒の香り

気づけば沖縄に来て二十日が経っている

那覇の宵の始まりは早く、沸き立つ熱気が冷めた頃に始まる。訳のわからぬ名目で人々が集まりだした酒場は安く人を酔わせて、新しい出会いを生んだら日付の変わる頃にさっと閉める「せんべろ」にどっぷりと浸かってしまった。

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「なんとかなる」じゃなくて「なんとかしてる」だよね

 

ドミトリーで知り合った福島の同い年の男が言った言葉だ。

生まれ育ちも違い、沖縄に来るまで全く異なる人生を歩んでいてもこの言葉は自分の胸にも閉まってあった言葉だったからフラッシュバックのような、正夢のような、見たことある景色が突然現れたような感覚になって酒が進む進む。

 

沖縄の汗ばみ続ける陽気のせいか、東京にいるときに恐れていた悪酔いがこないことに気がついた。飲みすぎても、飲みが少なくても知らぬ土地での多少の緊張感と、人々の曇った表情を見ずに済むせいでなんにせよ時間が緩やかに過ぎていつも心に太陽を持っていられるんです。

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40人近くが一つの大部屋に寝泊まりすれば、24時間どんな時でも物音がしている。

眠りの浅い時間に周囲の物音で目覚める、だけど自分の理想の睡眠時間よりは1、2時間少ないから疲れは確実に蓄積しているようだ。だが疲れを吹き飛ばす楽しみな酒はこの那覇の地の救いである。

酔いは深く芯まで届き、折り返しては身体の外へと逃げていく。

そろそろ飲みましょうね〜。

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そういえばドミトリーで文化的な生活をどうにか送りたいものの、イスラエル人のバックパッカーからテントをもらった後から、その気が徐々に失せてきてしまった。最悪は初めの頃にやったからテントで寝れるなら最高ではないものの、一泊800円が高く感じてきてしまった。

 

諸先輩方はこんな経緯を辿ったのかと自分が辿っている道に恐怖も感じながらもワクワクしてしまう自分も観測して自信をつけてしまう。

 

その自信でなんとか金を稼げないものかと始めた路上占いは幸先の良い初日からその後今この文章を書く五日目まで一日0人を更新し続けている。客を待つ路上で居眠りをしてしまうほどに道行く人々は新参の占い師に見向きもしない。

 

隣で涼しい顔をしたフラメンコギター奏者の26歳がどんどんお金を集めていく姿を指をくわえて見ていると、彼が「このお金でせんべろ行きましょうよ!」と優しく声をかけてくれるところまで酒飲みは極まった。

 

「酒毒は良薬、あいも変わらず宣っております」

 

Music : What A Wonderful World - Louis Armstrong 

Location : NAHA OKINAWA TENBUSU

 

寝付けぬ夜の肝試し

自分よりも何日も何ヶ月も、何年も長くドミトリーにいる先輩方は散々遊び散らかしてこの沖縄の地での時間を持て余しているらしく、ここ最近毎晩のように心霊スポットへと4、5人で車に乗りあって行くのがブームらしい。

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出かけるのは決まって夜飯時で「一緒にどう?」と誘われるも「いやいいっすよ心霊系は苦手なんですよー…」と断っていた。「今日はどこ行くんですか?」「今日はあれ貝塚っていうところ、近くの墓場行く」夕飯をガッつきながら車を出すリーダーを見送った。

 

目に見える世界だけで十分に肝試しなのに、なんでわざわざ心霊スポットに行くのか…暇だから。

自分も酒、weed、アシッドにハマっている時は確かに暇たな時か、ストレスを発散させる為だった。恐怖を感じたい時というのが全ての人にあり、それを簡易的な手段で達成したいのが人という変な生き物なのだ。その時はそれでいいが行動には結果が必ず伴う。

23時頃にドミトリー前の喫煙所でタバコをふかしていると右の方から気配を感じたと思ったら、足音を立てずに喋りもせず5人が帰ってきた。ギョッとして「え、肝試しどうでした」と聞くと20代女の子が「いや、やばかったっす…」と口が重く詳しくは話さない。40歳近くの巨漢のリーダー格もいつも笑顔なのに全然口を開かずどかっと自分の隣に腰掛けてタバコに火をつけて右足をやたらと触っている。もう一人の石垣出身の男の子も立ちながら足をやたらと気にしている。あ、これはやらかしたやつだと思い「霊見えました?」と聞くとリーダーが「見たってもんじゃないよ、俺女の霊に足首掴まれたんだよ!貝塚で!それで足首が痛いんだ、こいつもだよ」石垣出身の男の子を指差してと怒ったように言ってきた。5人全員の目が死んでいる。

そのあとわっと堰を切ったように5人が5人それぞれの恐怖体験を話し始めたが同時に喋り続けるものだからおかしくて笑ってしまった、だが本当にそれぞれが声を聞いたり、霊を見たり、体を触られたりと散々だったらしい。全員がもう二度と行かないと何かに誓うように呟いていた…

そのあと霊の怖さについて自分が沢山喋って散々脅かしてとりあえずチベット語の心経を聞かせて落ち着かせて自分もなんだか怖くなって寝たが、5人はリビングで深夜遅くまでぼーっとしてとにかくお酒を飲んで寝たそうだ。正直心の中笑いが止まらなかったが、行っちゃダメなのだ肝試しなんて。

他の誰かが言ってたセリフだが「肝試ししたいんなら繁華街でも行ってヤクザモンに喧嘩売ってこいよ、よっぽど肝試しだぜ」ほんとほんと。

もし沖縄本島で確実に心霊体験をしたい人はご連絡ください。カウンセリング込みのツアー1日ツアー5万円で承ります、不定休ですのでまずはお問い合わせください。

 

「目に見えるもんが一番怖いんだから、わざわざ霊の邪魔はしちゃダメよ」

 

Music : Timber Timbre - Magic Arrow

Location : NAHA OKINAWA

労働賛美ではないけれど

那覇5日目にして遂に仕事にありついた、港の倉庫内での仕分け作業、要は荷役でしょう?

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早朝にドミトリーを飛び出して港へ向かう、朝だろうが太陽は地面を照りつけあまりにも濃い青色の空と絵の具をぶちまけたような雲が速い風に乗って空を泳いでいるようだ。急ぐ、初日で遅刻していては相手がどうとかではなく自分の為にならないとか思う状態のアタクシ。

港の倉庫は開け放たれていて大量のコンテナとフォークリフト、くわえ煙草にヘルメットを被ったり被っていなかったりの赤黒い肌の男たちが既に縦横無尽に動き働いていた。自分のような日雇いの人間よりもとっくに早く働き出しているのだこの人たちはと目の前の光景にあっけにとられながら早速ヘルメットをもらい、軍手をしてさあ荷物を運びまくろうかと思ったら「こっちこっち」と手招きされ、あまり汗をかいていない、眼が眩しい三十男に呼ばれて「今日は助手です」ということらしい。男はトラックドライバーで自分の荷物を積み込んで那覇市内ではなく本島各地に配達するらしい、その殆どを冷房の効いた車で過ごすという初日の不安を吹き飛ばす最高の仕事にありついてしまった、勿論大量に汗かく場面もあったが初日はラッキーな仕事で結果最高の滑り出しだった‼︎

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ところがどっこい二日目に死が待っていた。

倉庫内での仕分け運搬作業を八時間ビッチリとして正直仕事内容を書く気もしないし、なんならもう記憶がない、残されたのは割れそうな腰骨と、妙な脳の覚醒とその逆の眠気だ。

だがなんといっても労働は時に心地よい充足感を与えてくれる。

なまった身体をシャキッとさせて、生きていて最も苦手なお昼をジャンプすることができて金ももらえる、きっとこの作業は誰かの役に立っているだろうという達成感まである。久しぶりの男社会のコミュニケーションや、ハードな労働にもあまり汗をかかなくなった男たちの余裕の表情や飛び交う指示や注意の声が懐かしくて、そして束の間の一服。これを正に15年前くらい10代の頃にはやっていた!そこの頃は不安と焦りが身体中に充満していたけど、社会からは何も縛られていない点で一致していることに気づいた時、労働がホームレス明けという理由だけでなく、更に楽しいものとなった。

今日の自分にとって激しすぎる労働では続かないが、自分にあった労働は一日のルーティーンの中に組み込んでも納得できるなと思った、自分だけにしか出来ないことで暮らせるになるまで続けてみよう。

昨日も、今日も休憩中に沖縄の人と沢山話しが出来て様々な生きる上でのスタンスを感じ取れた、もうちょっとリサーチしてそのうちまとめる。

 

ああ…ああ…ああ‼︎

 

もうイッています…

 

僕、もう、沖縄の地で、イッちゃってるんです…

 

「え?本当に占いできるの??後で休憩の時占って欲しい!ちゃんと払うから」

 

仕事中に、しかも現場監督的な立場のおじさんがそれ言うんだから沖縄の人の大らかさや、素直さ、実直さは推して知るべし。

 

Music : - Mungi jerry - In the summertime

Location : NAHA, OKINAWA

飢えは寝てやり過ごせない

半端な金を追わずに飢えた方がましだと思うマイブームにのって今日も明日をやり過ごしていくのはかくも困難なのかと思い知らされる沖縄。

金に比例した幸せなどないと分かっていながらも、金の生み出す幸福感の記憶未だ体のどこか片隅に同居させているわけだから、金はやはりあった方が良い。多く必要なわけではなく新しい刺激を求める為の金だ。ドミトリーの金もなくなって結局野宿からの、ドミトリー、そして野宿を三晩して今早々にたわ言を抜かし始めている自分のことが何よりも結局好きである。上には上がいるとわかっていても自分をアゲる方法はこれが一番なのである、貧に驕りを持つくらいで丁度いい、誇りはいらない。

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寝るのにも金がかかると久々に思い知らされると尚更それを意識してしまう。

そういえば沖縄の地が自然と人を幸福にはしてくれる訳ではない、旅人も移住者も、生まれ育った人もだ。当たり前だけどそんなことを思いながら落胆と妙な感動を覚えて、ならばこの土地に永遠と沈没して時間を使ってみようと思うも、But still do it.最後の蓋は開けない、この旅は目的を持っているのだ。

老子が伝えたかった無為自然を土地や人を俯瞰して見なければ理解できない自分の感受性の限界値を知った。敏で鈍なのです。全ての形が無為自然だという答えの先を体感する為には何をすべきか、それすらもなんだか追い求めれなくする8月の那覇の暑さがある。

 

明日は明日の風が吹く、高架下にある波の上ビーチで砂浜に横たわって見えない星を目に浮かべて蚊に刺されながらも体に完璧にフィットしたベッドで朝強烈な日差しがくるまで爆睡する。元来の「その日暮らし根性」が見知らぬ土地で究極系になっただけだから、明日は明日の風がふくさ。

 

八百円をなんとか手に入れて、ドミトリーに入り真っ黒に日焼けした巨漢の福島出身の親方にタバコを恵んでもらい話し込めば、歳も違い生きてきた世界が違くとも同じ場所に寝る仲間であり「まあしょうがないさ」を共有できる同士でありがたい、旅人よりも懲役上がりが多いこのドミトリーには鬱屈とした目をして、ここにいる自分が許せないイヤダイヤダという人もいるけれど、これから先、良くも悪くも自分の欲しいものを手に入れる前段階の人たちだから心地よい。

そうそうドミトリーの管理人に一問一答インタヴューをしている人がいて管理人の答えに聞き耳を立てていたら、今年はかなり静かな人たちが集まっているらしく、沈没者は少なく音楽もおっぱじまらないし、楽しい系だったら歩いて10分くらいの他のドミトリーがいいかもですね、ここはみんなそれぞれ色々あるみたいですね…と今年は鬱な雰囲気であるらしい、皆酒もそこそこに明日の労働に備えている。ここはもはや、ドヤ街のドミトリー。

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そういえばお金を手に入れる前にやたらと涼しく那覇バスターミナルの上に新しくできた図書館を見つけた。

キンキンに冷えた水飲み放題、本読み放題、もはやここに寝泊まりできたら最高だと思いながら夏休みの課題を勉強机で黙々とこなす学生たちに囲まれて結局爆睡してしまった。知識の吸収叶わず体力を回復して「今夜はドミトリーに泊まろう」決意し、八百円をかき集めに意気揚々と図書館を後にした。まだ物乞いをする気はなく、皿洗いを2時間する代わりに八百円くださいと居酒屋に入ろうとするも、変なプライドが邪魔して二の足を踏んでしまい最終手段に取っておいたSuicaの残高千円分を駅で声をかけた日本人観光客に、本当は千五百円で売りたいところを千円で売ってドミトリー代を確保、後になって五百円を後悔したけどいいのだ、それより買ってくれた人の驚きと苦笑いの顔が収穫だ。とにかく今夜は宿に泊まれる。

明日からのお金をどうするか…ミュージックバーの仕事は短期だと雇わないらしく即断られたのでとにかく日雇いの仕事を決めて、落ち着いたらまた図書館に行こうとかなんとか…

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いかに自分が東京でわがままを言っていたのかと反省しながら、後は飢えをどうにかすれば!と気持ちを奮い立たせた。

寝る場所と食を確保して、感謝をし、仕事をした後に夢が一つ叶うとしたらどうしますか?

 

「Fun coupon!!!!!」

 

Music : - The Skyliners - Since I Don't Have You

Location : NAHA OKINAWA https://www.library.pref.okinawa.jp/

沖縄で明日を"占い”ながら生きる

究極、極限まで金がなくなっても、自由であるべきという考えのもとに、どうしても自由を手に入れたかったのあります「幸せが先か自由が先か」くらないものです。

 

沖縄一日目、野宿 

ネットで知り合ったPに結局車で街案内されて、訳の分からない所に降ろされた、無駄にまた一人の人間の家族事情を知ってしまった、途中にPやりませんかと言わた時には丁重にお断りし、「この人大丈夫かな」初対面ながらも余計な心配をしたりなんかしながら、g/7千円は高いなあ…と思いながらもweedを手に入れBOSEの持ち運べるスピーカーで雨と一緒に南アフリカのDJが作ったMIXを性懲りも無く聴きながら爆睡野宿で蚊に刺されまくるも結局爆睡。

 

沖縄二日目、1216、残金三千六百円

ドミトリーに荷物をおくやいなやとりあえず街を徘徊し、ドミトリーに戻り昼寝を決め込むわけです。

 

だけどやはり心許ない残金が不安で、日払い求人を調べていると

「未経験OK!月・週・日払いから選べる「エンターテイメント型ライブハウス」の音響・照明&ホールスタッフ!!」

 「うん?」とよくよく調べ進めれば、時給八百五十円で、日払いで、即採用で、ドミトリーから約1kmの立地で、要するに労働してお金もらって音楽を聴けということを言っているし、どうせ短期だから、とりあえず行くしか無いと心に決め、営業時間の20時前後に電話か、直接店に行くかのどっちかだなと思い、寝床をノソノソギーギーと音を音をたてながらリビングに戻り、こち亀を読み、足の爪を剥がし、マンチーを耐えながら、ドミトリーのリビングで、外は沖縄の夏の雨、雷、目の前を通る人、床板の軋む音、またこち亀

明日を占わず、現実の歩を進めていく。

自分の何かが確実に変わっているのがchilの中で穏やかに理解できて、遠くにいるあなたを想うのです。

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とはいえお腹が空いた。究極明日の朝まで食べれない可能性がある。即座に、ドミトリーの管理人に聞いておいた近くの安くて量のある定食屋へと向かう。

結局沖縄ソバが普通の東京でもあるような定食よりも高いからなんとなく「豚生姜焼き定食/六百五十円」を頼み待つこと5分後に大盛りの米と、大ぶりに切ってよく味が染み込み膨らんだ人参と玉ねぎと、一口大の細切れの豚バラ肉がつゆとおろし生姜に使って出てきた、スープはトロリとした熱々の卵スープだ。

 

何かを確信し食べ始めた生姜焼きは途中間がすっぽり消え突如として見る画面には生姜焼きは消えた大皿とご飯とスープの器、そして果てしない満足感。即座に店を出て外の自販機でモンスターを一気に半分くらいを一気飲みで、全てはオールOKになった!

 

あ、やはり明日を占ってはいけない。

 

今この瞬間を唯一の時だと思うほどに今に没頭しなければならない。与えられた短期、中期、長期の課題をその日その日で明快に考えたアバウトながらも繊細な計画で、その瞬間瞬間を味わい尽くしながら遂行していくだけだ。

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「導かれるままに、手を引き手を引かれ最高に決行していくのだ」

 

Music : Ramsey Lewis - Maiden Voyage